シブラクのテッパン落語会へ。
前座時代に高座返しで何度もお世話になったシブラク。
実は今回が初の高座でなく、前座勉強会の名のもと
一度だけシブラクの高座には上がっております(「寄合酒」でした)。
写真家の橘蓮二さんが『本日の高座』という写真集に掲載してくれて、とても嬉しかった前座時代の思い出です。
てなわけで二ツ目になりシブラクに回帰!
高座は「鹿政談」にて。
ここのところ日記に書けてませんが
NHK新人落語大賞の予選もあり、そこでも「鹿政談」を11分以内でかけました。
20分を超える噺ですが、編集して、いま10分でも15分でも、フルサイズの23分でもやる。
俗に言う「噺を詰める」という行為。
寄席ではどの師匠もやっていますが、落語の編集は、「噺の何を眼目とするか、何を伝えたいか」など考えながらやるので楽しいし、センスが問われます。
という「また鹿政談」の言い訳をしながら「鹿政談」頼りの自分にも辟易してるのも事実 笑
勉強会でのネタ下ろしが待ち遠しい。
終演後、共演の入船亭扇里師匠と橘家文吾兄と打ち上げ。
シブラク常連のお二人からオーラを浴びて、心ははやるばかり也。
顔付け役(シブラク キュレーター)のサンキュータツオ先生が二ツ目昇進のご祝儀までくださった。
前座の頃から「寿伴さんはどんな方向性で行くの?」と聴いてくださる。
「そうですねぇ〜どうですかねぇ〜」
今回も曖昧な返答の自分。
心ははやるばかり也。
ご祝儀を頂くと手ぬぐいを返すのが儀礼ですが在庫切れ。昼に大学時代のサークルの集まりでこの人に手ぬぐい渡してしまっていた!
いまやブラジリアン柔術アジアチャンピオンのマルチャンチンさんです。
シブラクの冊子にも、バンドをやっていたとありましたので、そんなライブ風景を。
私は出てませんが、客席から原体験を想い、いまもただ昔の延長なんだな、と物思いに耽る。原点回帰。
サークル25周年おめでとうございます。
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